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5年間のありがとうと、デザイナーkatomi誕生。

2015年は5周年ってタイトルながら、今まで一番展開が少ない4着。
配色違いがないだけなのだけど。
なのに、今までで一番経費を使って作っていたりして。
5周年だから、ちょっと金かけてやったぜ。

で、その1着を実は、いつもphro-floの写真を撮ってくれているkatomiと一緒に作りました。
僕はこうしてくれと言うだけで、katomiが99.99%やったので、一緒にと言ったら怒られそうだけど。

phro-flo、試行錯誤の1年目、自分たちで写真撮ってもうまくいかなくて、だれかカメラマンいないかと、
それで展示1週間前に初対面で無理矢理頼んだのが、初めての出会い。
当時彼女もたしか、フリーに成り立てだった。
バイトしてたしあの頃まだ。今はどうやら、みんなの人気者だけど。儲けやがってっっ。このっ。

それから5年。
phro-flo、着物をやらずに、ただ浴衣を作るだけの不思議なブランドのため、その機会は年に1回。
2年目は写真で大きな森作ったり、大きな写真ぶら下げたり、3年目は浴衣が生まれるまでに関わる工場を巡って空気を撮ってきてもらったり、
去年は鎌倉で楽しいロケハンしたりと。
たまたまの出会いから5年。
1度頼んだら、出来るだけ同じ人がいいと思う自分は、人間関係、とっても保守的です。
って、自慢じゃないけども、いや、自慢だけれど、今のところ、工場のスタッフだって入れ替わりゼロなのさ。弱み握ってないぞ別に。
工場の環境は最悪だぞっ。(改善中…という誘惑)

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自分の場合、本当に人との運に恵まれているお陰だと思う。
そういうのはたまたまではなくて、それを教えてくれた人に囲まれて育った運からで。
もの作りに関わりながら、大切な仲間が増えていくってすごく素敵なことだし、希望だと思うのです。
ひとりとの出会いで出来る世界が拡がっていくからさ。
人が欠けた隙間って、本当は埋まる物じゃないからさ。

って、そんなこんなで5年目だけど何するよ。
せっかくなのに何もないのはあれだから、ひとつ作らせてあげるから(上から)
カメラマンがずっと撮り続けてきた浴衣のブランドの浴衣のデザインを5年目にして、しましたっって斬新じゃね。
それで、その浴衣、自分で撮るんでしょ。
新しい。それで行こう。
その1着のテーマがコラージュなんで、フォトグラファーにはぴったり。
という、別にたいしたアイデアでもないのを、物の言い方でまるでいいアイデアに見せかけたのはいいものの(ごり押し)、
実際やったら大変で、吉田のるりちゃんに隠れてふたりでやろうとしたのだけど、ああデザインも技術職だなと気付かされ、気付いた頃には遅く、
専門じゃないふたりが何やってんだと。

毎年のデザインの方向性、なるべくなるべく変えようとしています。
これが売れたからその方向でとか言う発想より、やっていない領域が何かっていう。
やれる技術や、アプローチ。
そこをやりたくてはじめたものなので。
デザインとして、ありそうで、実際はないものを作れたとき、いいなあと思うんです。
何でいなかったの、おまえは世界に必要だったよって言えるような。
今回の水玉の柄とか、うまくいったなあと。

需要が減っている以上仕方ないけど、浴衣の世界って、似たものが多いと思うんです。
たとえば、昔の技術で作られてた柄をさ、新しい技術でやりましたとか、なんか結構あるけど、あれ、一歩間違えれば中身ない。
それが分かってなければ、その程度の物がちゃんと出来上がる。

過去の有名な版画家の版画作品を、近代的な印刷方法で出したらどうなるよ。

デザインには技術も踏まえた整合性が必要なのよ。
それじゃなければ、ただの劣化コピー。
その技術でよかった細部も、技術が変われば、ましてや細部への配慮がなければ、魂が抜けるのよ。

だから、そう思うなら、自分が信じているようにちゃんと向き合いたいなって思います。
いろいろな人を巻き込みながら。

katomiと作ったの4つのうちどれか、きっと分かります。
僕もkatomiもクドい人間ですから。
吉田のるりちゃんはさっぱりした人間ですから。

趣味だって言ってはじめて、趣味だからって言い張って来たけど、最近それとても言いづらいのよね。
もっと、ちゃんと趣味にしないとね。
これをやってみて、学べたことは本当に数多いです。

そんなこんなで皆さんのお陰で5年間続けることが出来ました。
ここまでに出会ったすべての皆さんに心より感謝いたします。
もうちょっと、みんなでのらりくらりと、どこかにゆければと思っています。

奥田

Categories: hiro.

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